「普通に見える」からこその孤独。夫の無理解と葛藤の末みつけた道と、今欲しい”本当の出会い”

小1の夏前「勉強についてこれていません」と学校から突然連絡が来たあの日から、怒涛の日々が始まりました。

教育相談で「小1の夏休みが手遅れを防ぐ最後の砦」と言われ、工夫を取り入れながら必死に取り組んできた日々。でも、夏休みは子供会当番(ラジオ体操、地域清掃、廃品回収、夏祭り等)次から次へと送られてくるし、義父の危篤・葬儀が重なり、夏休み後半は勉強どころではなかった。

それでも夏休み前よりかは勉強の成果が見えてきて、その後も学校の先生方と沢山教育相談を重ねながら進めてきました。

立ちはだかる「発達障害疑い」と夫の無理解

入学してからずっと勉強をみてきて、つまずきや子供の状況から「やっぱ何かしらあるかもな?」と感じていた。学校から発達検査をすすめられ、行ってみようと思っていましたが、大きな壁となったのは夫の無理解でした。

夫は現実を突っぱねるばかりで、なかなか向き合ってもらえず、これには本当に疲弊しました。(学校・こども・無理解な夫の説得でボロボロ)

担任の先生、教育相談の先生、教頭先生の力を借りながらなんとか夫を説得し、ようやく検査を受けれたのは今年の1月に入ってからでした。そして、1月末に結果が出ました。

「障がい者として生きて」言葉を失った日と、見た目ではわからない辛さ

教育相談で「あなたのお子さんは障がい者ですから、障がい者として生きていってください」と宣言された時は、もう苦しくて苦しくて・・・・。中学、高校、将来までも決めつけられたことに、胸が張り裂けそうでした。

うちの子は、見た目ではどこに問題を抱えているのかわからないくらい「普通」に見えるのです。

だからこそ、夫はますます受け入れられなくて、まったく向き合ってもらえませんでした。

けれど、診断がついた以上はこのままではいけないと強く感じました。自分自身も本当の意味で受け入れる迄には言葉に表せないほどの葛藤がありましたが、現実と向き合わなくちゃいけませんでした。

絶望からの決断。親自身の発想の転換と行動

「それでも何とか手立てはないのか?光が欲しい」

そう思い、色んな人に話を聞きに言ったり、発達に悩む子たちが通う施設を探したりと、とにかく動きました。

当時は(特に夫)「支援級に行くことは、人生終わり。可能性をつぶす」という考えが強く諦めモードでしたが、「支援級は可能性を伸ばす場所」親自身の発想の転換が必要だと強く気づかされたのです。

諦めずに動き続けたからこそ掴めた「チャンス」

発達支援の施設に見学予約をしたときは、満員で「空きがない」状態でした。

でも、諦めずに動いたおかげで、発達に問題を抱える子たちが通う施設に通うチャンスをつかみ取ることができました。そして、5月からその施設に通い始めることができたのです。

その後、6月に支援学級の見学へ行き、夏休み前までに「3年生から支援学級へ転入させる」という決断にたどり着きました。

夫は心の中では受け入れたくない想いが大きいと思うし、文句は言うけど意見がない状態です(障害を受け入れられなくて離婚する夫婦も少なくないんですって)。それでも何とか子供のために決断までたどり着くことができました。

怒涛の日々を終えて、今感じる心境

それまでは本当に疲れ果てていて人に会ってる暇なんてなかったけれど、ようやくひと段落して、今少しずつ「人に会いたいな」という気持ちになれました。

言葉を大切に重ねる中で出会えた、かけがえのないご縁

実は、この怒涛の日々の裏側で、ある素敵な出会いが今思えばあったのです。

今から1年ほど前に、あるコミュニティ内で知り合い、個別に1日1回ほどのメール交換を続けてきたママさんです。

初めの半年間程は、ただ挨拶を交わす程度の距離感でした。私自身、もともと自分のプライベートをベラベラ話すタイプではありませんし、自分をさらけ出していくことには「怖さ」がありました。

でも、コミュニティ内で誰に対しても同じ定型文を送ることに違和感があったため、その人のために選んだ言葉と「挨拶+一言の気持ち」を届けることを大切にしていました。やり取りを重ねる中で、だんだんプライベートを話すようになっていって、お互いが上辺だけの薄っぺらい言葉をかける感じじゃないと思えた。言葉を受けとめあえる関係性かもしれないと思えるようになっていったのです。

そして、去年から向き合い続けた課題への決断という「我が家の大きな節目」を迎えたとき、思い切って自分の状況を打ち明けてみました。つい最近の事です。

きっと重い話だったと思います。でも、彼女から返って来たのは、変に上からアドバイスをするでもなく、過剰に同調や慰めをするわけでもなく「ただただ私の状況をそのまま受けとめてくれる」という、どこか温かく「「普通」」な感じでした。それが私にとって、驚くほど心地よくて・・・・・。かけがえのないご縁に恵まれていたのだと。すでに、出会っていたんだなと。感じることができました。

今、私が求める「同じレベルの悩み」を抱えるあなたとの出会い

今、私が求めているのは、同じレベルの障害に悩む「あなた」との出会いです。あなたと話してみたいと感じています。

障害のレベルが同等じゃないと、どうしても悩みの質や深さが変わってしまうから。同等レベルでも、かかえる問題は決して同じじゃないでしょ。