普通級での配慮とリアルな現状。教頭先生に聞いてわかった【学校と家庭】両面から子供を支えるヒント

前回、教育相談士の話では「あなたのお子さんは障がい者ですから、障がい者として生きていってください」と吐き捨てられ、全く今後の支援については教えてはもらえなかった。

欲しい情報はそこではない。

本来、支援級が望ましいという診断結果だったことに対し、今年度は普通級の2年生として迎えなくてはいけない。ならば、自分はどうしたらいいのか?何をしてやれるのか?さっぱりわからない。

頼れる者はいない。同じ方向を向いて子供の事を考えてやれる夫の存在は皆無である。

吐き捨てられただけで「じゃぁ、どうしたらいい?」途方に暮れてしまった。

そんな中、教頭先生が時間をとって教えてくださった「「普通級でできる支援について」」お話を聞いてきましたので、お伝えしたいと思います。

理想と現実のギャップ。普通級でできる「支援が必要な子」への対応と学校の現状

子供の通っている学校は1学年5クラスずつあります。

学校側から聞いた、普通級でできる配慮のリアルな現状な以下のようなものでした。

小2になると支援員は5クラスに1人?人手不足の中で学校が工夫していること

  • 支援員を計画的に入れる配慮:毎日一定程度つけるようにする
  • 1人にだけつけるわけにはいかない:どのクラスにも支援が必要な子がいるため、自分の子供にだけにつきっきりというわけにはいかない
  • 人手不足の限界:5クラスを1人の支援員が1時間ずつ入っていくのが今の学校側の限界であること
  • 学年による人員配置の差:今現在1年生には学習支援員が3人ついているが、2年生になると、支援員は5クラスで1人になる事

支援員はどこの学校でも不足しているものの我が校では、人員確保ができている状態であること

郊外学習では、逆に違う子の方が気にしてやらなければいけない状態の子もいて、うちの子の場合は担任といれば大丈夫そうではないか?という見立てを教えていただきました。

普通級で受けられる配慮の実際…だからこそ通級(言語・学び)を大切に継続する

通級には大きく分けて「言語通級」と、学習系LD「学び(スマイルに名称変更)」この2タイプがある。うちの子はすでに言語通級に行っているので2年生でも継続。

病院の先生が言うように、一人一人に常に支援員をつけれるような状況ではない。教頭先生も「ここは理想と現実のギャップがある」とおっしゃっていました。

普通級ではついていけなくても、支援級に行くことで、この不安は解消できるーーーー。やはり、普通級で受けれる支援というのは現実的にはほとんど「ない」に等しいことを実感する内容でもありました。

学校と家庭の連携!自宅でもできる子どもの「遅れ」を定着させる具体的な工夫

学校でのリアルな現状を知ったからこそ、これからは「学校でできること」「家でもできること」、この両面から支援していく必要があります。

教頭先生から、家庭での向き合い方についてのたくさんのヒントをいただいてきました。

勉強べんきょうはNG!「楽しく・穏やかに」言葉と表現を引き出す家庭での関わり方

  • 遊びに行く時も、何かを伸ばす心意気で取り組んでみる
  • 「勉強べんきょう!」と目くじらを立てるのではなく、楽しく 穏やかに
  • 思ったこと、感じたことを「言葉にしてみる」「させてみる」
  • 父と母で、男女のコミュニケーションの取り方。表現方法を引き出してあげる。
  • 動くものや視覚情報をうまく使って伝える

アプリより本がお勧め?「成果が目に見える形」が親子の自信と力になる

「本屋に行くと、支援の手助けになるものがたくさんあるよ」と教えていただきました。

今の時代、タブレットなどのアプリもたくさんありますが、アプリは成果がわかりにくい性質がある。それよりも、ドリルなど「本」でやる方が、成果が目に見える形として残りやすいそうです。

進んだページを見て「これだけやれたね」っていう感覚が【子供の力】になるし【親も自信につながる】

周りの子との遅れや、みんなと同じようにやってもなかなか身につかない部分を、家で繰り返しやって定着させる。これが、子供を遅れさせないための家庭での支援になります。

「どうして私だけできないの?」と比べる小2の心に届く、前向きな声掛け

2年生でも、すでに「どうして私だけできないの?」って他人と比べるようになってきます。

だからこそ、本人に『私、頑張ってる!!』って実感を持たせてやること。前向きな声掛けが必要になってきますよ。

検査などの「数値」が絶対ではないから、【何をしてやれるかを常々考える事】

学校でできる事と家でもできる事,両面で支援していくこと

「彼女は頑張っている」ー教頭先生のその一言で私の心がストンと腑に落ちた!!

教頭先生からみたうちの子の印象

教頭先生

前向きで素直。

常に、笑顔でいろんな先生に話しかけて、うちの子を知らない先生いないですよ。

だから、こちらも助けてあげたいって思うんですよ

彼女は頑張ってる!!コミュニケーションも。

彼女の頑張りが数値を押し上げている

底上げしているんですよ。

数値(IQや診断結果)がすべてではない。子どもの笑顔とガッツが先生たちを動かしている

教頭先生に『 彼女は頑張っている 』

この言葉を聞いた時 「数値では普通級でやっていくのはかなり厳しいレベルなのに」という裏の意図が見えたきがした。そして、本当に

子供自身が培った笑顔
コミュニケーションをとろうとする気持ちとガッツ!

がこの子自身を助けているんだなと思った。改めて。

【この子の笑顔をつぶしてしまわないように動いていこう!!】

って思えたんですね。

面談が終わって、帰り際に教頭先生が不意に漏らした『彼女は頑張っている』このフレーズを聞いた時、ストンと腑に落ちたような気がして、心が完全に切り替わる感覚がありました!!

普通級でできる配慮の質問を手紙に。担任の先生から教頭先生へ繋がった暖かい連携

今回、教頭先生にお話を聞きに行く所までたどりつけたのは、Netで特別支援級を受け持った先生のブログに出会えた事が大きかったです。

親自身、未知の話なので何をどうしてやればいいかがさっぱり分からなかったし、それでも「何かはしなくてはいけない!」って強く感じていたから。そんな時、たどり着いたブログに早速願いを込めて質問(相談)をしてみた結果、聞いてみたい質問が浮いてきた。それを担任の先生に手紙にした。

すると、担任が「自分ではわからなかったので上に相談してみました。教頭先生が、時間をとって学校側としてできる支援について話すそうです。」という展開になり、今回の機会をいただくことができました。向き合ってもらえる担任の先生、教頭先生とは心から良い出会いをつかめたと感じます。

まとめ:この先の人生は、人とかかわっていかねばならない

この先の人生はソロ活では全くダメですね。これからは周りの手を借りながら、人とかかわって、私自身も学び、成長してゆかねばなりません。それでも焦らず、行きましょう!ちょっとずつ。