ことばの教室に小学生が通うには親のサポートが必須!時間や送迎のリアルな疑問に答えます

ことばの教室って、何?どこかに通うの?時間は?放課後に通う塾みたいなものなのかな?と謎ですよね。

本日は私が聞いてきた、言葉教室の疑問についてお伝えします。

ことばの教室とは?塾とは違う「通級(つうきゅう)」の仕組み

ことばの教室は、民間の塾のようなものとは全く違います。まずはその独特な仕組みについてお話しします。

各小学校に設置されているわけではない

ことばの教室は、各小学校に設置されているわけではないのです。基本的には、専門の先生(言語聴覚士や通級指導担当者の教員)が常駐している小学校に市内の小学生が通う形になるそうです。

放課後ではなく「授業時間内」に通うため、担任の先生との連携が不可欠

塾のように放課後お教室に通うのではないのです。

実は、国語の授業1時間分を捨てて、ことば教室の時間にあてます。よって、担任の先生との連携も必要になってきます。

なぜ、担任との連携が必要なのか??

教育委員会で決まっている学習カリキュラムがあるそうです。(小学校1年生は○○の授業は何時間分を終了させる事、というような決まりごと)があるそうです。そこの〇時間分を捨てて、自分は言葉教室に通うのです。

授業を抜けるために「教育委員会への申請書」が必要な理由

教育委員会で決められている学習カリキュラムの必要時限数をこなせないわけですから、まず、教育委員会の方に、お伺いを立てるのです。

具体的には、申請書を提出します。「言葉教室にこういう理由で通いたいのですが」通うことによる「本人の願い」「親の願い」などを書きます。そして、「この子には通う必要性がある」と教育委員会で認められた時に、初めて、日程調整されるのです。

親の負担はどれくらい?「送り迎え」と「スケジュール調整」の現実

通うことが決まった後、親が一番直面するのが「時間のやりくり」です。また、いつから通えるのかというスケジュールも気になるところですよね。

自分の小学校にあればラッキー!他校へ通う場合は仕事の調整が必須!!

通うというのは、言葉教室に割り当てられた時間(例えば国語の授業3時間目を代替する)に、専門の先生が常駐している小学校に親が送り迎えしなくてはならないのです。

親のサポートありき。親は大変です。「休み調整しなくては!!」ということになります。幸い「自分の通う小学校にことばの教室が設置されている」場合は、毎回の送り迎えがなくなるのです。ラッキーー!!

基本は9月スタート!でも「空きがないと遅くなるという現実」

スケジュールとしては、夏休みの間に教育委員会で判断が下り夏休み明けの9月から言葉の教室がスタートするのが一般的です。しかし私の地域では、お教室の先生は2名しかいらっしゃいません。言葉教室に通うことが認められた子たちが、市内から集まるために、多忙なんだそうです。そのため、もし枠に空きがないと、時限調整が難航してスタートが9月より遅くなることもあるそうです。

ことばの教室に通う対象となる「子供の発音(構音障害)」の種類

ことばの教室では、具体的にどのような症状のお子さんが通う所なのでしょうか?いくつかあるようなので、通知書の文面をそのまま載せますね。

【省略】特定の子音が抜けて母音だけになる状態

省略 語の中の特定の子音が発音されないために、その音が母音だけになる状態(子音の脱落)

  • 例えば:リョコウ(ryoko:)→(yoko:)  r  の脱落
  • 例えば:ゴハン(gohan)→(goan:) hの脱落

【置換】別の音に置き換わってしまう状態

置換→特定の子音が他の子音に置き換わった状態

  • サカナ→タカナ
  • スイカ→ツイカ
  • センセイ→テンテー
  • ソラ→トラ
  • キク→チク
  • ケンカ→チェンカ
  • ギター→ジター
  • トカゲ→トカジェ など

【歪み】日本語では表記できないような曖昧な発音(歯間性・側音化・口蓋化構音)

日本語では表記できないようなあいまいな発音(中間音)です。

  • 歯間性構音(しかんせいこうおん)舌先を上下歯の間に挟んで発音するため、音が歪む。サ行・タ行・ザ行・ダ行・ナ行・ラ行音に多い。
  • 側音化構音(そくおんかこうおん)
  • 口蓋化構音(こうがいかこうおん):本来、奥舌・前舌を使って構音すべき音を、舌の中程(中舌)を使って発音するもので、構音点の違いから違う音に聞こえるという状態。カ行、タ行、ラ行に多い。

親の耳には正しく聞こえてしまう?「脳の修正」の落とし穴

上記のような症状をお持ちのお子さんが通うところのようです。学校などで指摘されたのにそれらしく(正しく)聞こえてしまうのは、私たち自身の脳が修正して、正しく聞こえているように見せかけてるだけなんだそうです。

まとめ:子どものために躊躇せず、一歩を踏み出そう

ことばの教室に通う枠は、本当に大変で希望しても空きがないとすぐにスタートできないことがあります。

だからこそ、少しでも気になることがあれば、お子さんのためにも躊躇することなく、早めに通うことを決断して動いてあげられるといいですね。